本社ショールーム
【住所】
〒601-8184
京都市南区上鳥羽
南村山町29-1
フリーダイアル:0120-88-4541
TEL:075(682)7177
FAX:075(682)7180
【営業時間】
8:30〜18:00
10:00〜17:00(日曜日)
【定休日】
毎週水曜日と第2・4・5日曜日
昨年から今年にかけてF500及びF600を納品させていただいたユーザー様より、「空気調整レバーが動かなくなった」とのご指摘がありました。
F500及びF600は、前扉の下にある空気調整レバーを左右に動かして本体に入る空気量を調整しています。
早速、ご連絡をいただいたお客様の薪ストーブを見させていただくと、確かに何かが引っかかっている感じで、うまくレバーをスライドできません。
そこで、解決方法を見つけるべく、弊社ショールームに実演展示してあるF500で実験してみました。
| 【ご指摘】 | 空気調整レバーが動かない。 |
| 【症状】 | レバーを動かすと、最小の位置より最大方向へ約30度動かした所で、引っ掛かりを感じる。 |
| 【原因】 | この位置より空気量の変化を大きく取るため、リンクさせているレバーを「への字」に曲げてある。そのためスライド板の左向けの移動に加え、奥に向かって力が働く。また、その反対に右向けに移動する際、手前側に力が加わる。その時本体とスライド板との間に、最大の摩擦が発生します。 |
| 【解決法】 | スムーズにスライドするように、スライド板の奥の面と手前の面をヤスリで表面を滑らかに仕上げます。信じられないくらいスムーズに空気調整が出来るようになりました。 |


まず、六角レンチを使って、炉の手前にある空気噴出し口を開けます。

このようにスライド板をレバーにより左右にスライドすることで、本体に入ってくる空気量が調整出来るようになっています。


中央に四角い穴が開いている上の板を取り出します。


スムーズにスライドするよう、奥の面と手前の面を少し鉄やすりで削ります。


板の幅を少し削って調整しただけで、スライド板がスムーズに動くようになりました。
空気噴出し口を元通りに戻して、メンテナンス終了です。
それぞれの部品はある程度のロッド数を同じ型で作りますので、同じ時期に製作された他のストーブにも同じ症状が出る可能性があります。
薪ストーブは1台1台を厳重にチェックして、メーカーから出荷されますが、それはあくまでも商品としてのチェックでしかありません。
本体に火を入れて日々道具として使っていくなかで、初めて浮き彫りになる問題点もあります。
このような、ユーザー様からの生の声を拝聴して、日々技術力アップに努めて参ります。
※薪ストーブや暖炉に関する疑問等は、こちらからご遠慮なくお問い合わせ下さい。